夢見月

	夢見月が 舞い降りた
	斜め上 見上げたら また新しい模様の 空が見える
	日常の中には たくさんの 宝物が 息をひそめて 君を待つ
	退屈じゃない 時間は 目を凝らせば 誰だって 拾うことができるから

	晴れ模様 空に浮かぶ雲はゆっくりと 時を刻み
	世界は 止まることを知らず 進み続ける
	目を覆いたい 哀しいコトも 多いけど
	声を震わす 嬉しいコトも 世界には 溢れてる

	何をしようか?
	暇 暇って 言ってないで 何か考えてみよう
	趣味でも 勉強でも 自分のために 今 できること 
	昼の空の中 星を探そう 目には見えないけど ココロで感じ取ろう

	夢見草が もうすぐ咲くね
	辺り 見渡すと 誇らしげな笑顔が 満ちている
	非日常の世界なんて 今の人類には ちょっと遠いけど きっと
	ありふれた日から 抜けだす術を 誰だって 本当は知っているから


	幼すぎた あの春が 懐かしい
	夢見ることを 忘れないで 時が 幾つ 経ても

	今は 絶望しか 見えてこなくても

	諦めないで その痛みは 誰にも解ることは できないけど
	歩きだせば 希望は また どこかに
	君だって 拾うことはできるから


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